はじめまして。手まりのゆえん庵主宰の小野です。
今まで以上に多くのお客様に日本の伝統工芸である手まりを知ってもらい、親しんでもらえるよう活動していきたいという想いから「手まりのゆえん庵」を立ち上げ、今日に至っております。

今日も多くのお客様との出会いを楽しみに、こつこつ手まりを作っています。
手まり作りを通じて日々の生活に潤いをプラスすることが目的です。
特別なことはなにもないですが、手まりの持つ美しさや気品で心穏やかに過ごせるよう、自分の持つ技術が皆さまの生活の活力の助けになるよう心掛けています。
私が手まり起業をしたわけ
私の地元は山形県鶴岡市です。海も山も川もある自然豊かな大地で私は生まれ育ちました。
その鶴岡の伝統工芸品が『鶴岡御殿まり』です。
小さいころから慣れ親しんだ御殿まりは私にとっては特別なものではありませんでした。
しかし、ワーキングホリデー制度を利用しオーストラリアに滞在していた時、現地の特産品を調べながら、ふと、地元の特産品って何だろうと調べてみたことがきっかけで、帰国後はすぐに御殿まり教室の門を叩きました。
海外に出てみて初めて知る日本の良さ、ふるさとの良さ。それらをもっと広めたいと思い、教室を終えた後も手まり作りを続けています。
また、手まりの良さはもう一つあります。手まりは古くから縁起物として全国各地で重宝されてきました。
特に「夫婦円満」「子宝安産」などのお守りとして母から娘へ受け継がれてきている伝統の品です。
私自身も妊娠出産時に手まりを作り、お守りとして飾っておりました。
初めての我が子との出会いは目から鱗、人生観が100%、180度変わるものでした。こんなに愛おしい存在がこの世にあるとは・・・こんなにも幸せな時間を過ごせるということを、子供を望む人みんなに味わってほしい。
そんな思いで少しずつ作り始めた手まりでしたが自分の思っている以上に反響があり、今では1000個以上の手まりを全国にお届けさせてもらっています。これからも、多くの感動の脇役として、皆さまにお届けできたらと思っております。
手まりを一個、二個三個と数を作ってお届けしていく中で、「自分なりの、自分にしかできない伝統工芸品の提供をもっと多くの人に伝えたい」という思いが強まりました。 それには整った環境が必要と考え、WEBサイト開設に至りました。
手まりを通して、癒しの場、感動を・・・
手まりはもちろん伝統工芸品、飾り物ですが、心の癒しにもなります。現代の世の中はとても忙しく、日々の生活に追われている人が多いのではないでしょうか。そんな日々に日本の伝統工芸品を使って癒しや感動をお届けできたら幸いです。
写真で見るより本物を手に取ると、色彩豊かな美しい毬に圧倒されますよ^^お客様からもよく「写真より可愛い!!」と言っていただいております。
また、趣味の幅を広げたりお友達を作ったりするカルチャー教室で教えることで、伝統工芸の継承も行っております。
手まり作りを通じて日々の生活に潤いをプラスすることが目的です。
特別なことはなにもないですが、手まりの持つ美しさや気品で心穏やかに過ごせるよう、自分の持つ技術が皆さまの生活の活力の助けになるよう心掛けています。
伝統工芸=古いという考えを変えていくことがミッション

手まりと聞くと古いイメージや、和室に飾るもの、現代では使わないものというイメージではないでしょうか。
手まり=古いというイメージはそのデザインや色彩からくるものと私は考えます。
お守り以外でも、手まりを多く取り入れた生活が出来ます。手まりのゆえん庵では洋風にデザインされた手まりや、手まりを使った小物類など、多くの、生活に寄り添った品をとり揃えております。
中でも手まりを使ったアート写真は圧巻です(こちらは手まりをレンタルいていただいてご自宅で撮影ていただけますので、撮影後に処理に困るといったことはありません。)。
手まりを古いものと考えず、現代の暮らしの中に溶け込むように提案していくことが私のミッションであり、それによりお客様から喜んでいただけることが伝統工芸の継承へと繋がると信じております。